舞台『7ORDER』のミカタ(私なりの解釈とおすすめポイント)
はじめに
舞台『7ORDER』(円盤)をまだ見ていない方へ向けてのおすすめポイントを僭越ながらご紹介したい!そう思いこのブログを書いています。そんなことを言っていますが、私は好きになって1年ちょっとの新参者のひよっこです。7ORDERを好きになって映像作品を集めたい‼︎舞台『7ORDER』買おうか迷ってる方への一助になれば嬉しいです。(※物語の核心的なネタバレはしていないつもりですが、多少のネタバレはありますのでご注意下さい)
もしも購入を迷っているなら…
おすすめします!少なくとも私は買って良かったです。
おすすめポイントは3つです。
- 当時の7ORDERの思いが伝わる
- 特典映像のビジュアルコメンタリーがとても面白い
- 7人がかっこいい
詳しくはあらすじのあとご説明します。
その前に大きな声では言えないのですが、おすすめしないポイントもあるので念のためお伝えします。(超個人的な感想です)
- 舞台作品単体としてすごく面白い‼︎とは言えず…普通に面白い(設定について考えば考えるほど?なことが出てきてしまう)
- 展開が早すぎて登場人物に感情移入がしづらい
純粋に話が面白い舞台が見たいんだ!という方には残念ながらあまりおすすめできません。
なのにおすすめするの?とここまで読んで下さった方は思うかもしれません。
そう!この舞台の1番の良さは物語の面白さではないからです。1番の良さは7ORDERの思いが伝わることです‼︎どういうこと?と思うと思いますが、とりあえず、舞台『7ORDER』のあらすじをご紹介します。
あらすじ1
これを見ていただければ十分かと思います。お話自体は分かりやすく見やすい舞台です。
私なりにあらすじをまとめてみましたのでご興味ある方は読んで下さい。
人間がA〜Zにランク付けされた世界で、最低ランクZの7人の若者が7ORDERを結成しそんな世の中に対し革命を起こそうとする物語です。7人の若者がケンタロウ、ユウマ、ショウキ、ミュート、ケイゴ、アラン、レオです。(舞台での7人の役名は本名です。)ランク付けられた世界ではZの人間はエンタメを禁じられ、他のランクからは見下されてしまっています。それぞれが現状(Zランクであること)への苦悩、エンタメへの渇望、将来の展望を叫びます。はたして、7人の革命は成功するのか、その鍵は誰が握っているのかーーーーー
7人の熱い演技が際立つ物語です。
あらすじ2
もう一つ最も重要なあらすじがあります。それは7ORDERのリアルな物語(経歴)です。詳細は「Love-tune はてなブログ」などで検索してもらえたら、ファンの方のブログが色々ヒットします。舞台『7ORDER』を見る前にはぜひともファンの方の当時(ジャニーズ所属Love-tune時代〜退所〜再結成)のブログを読んで頂けたらと思います。
ファンになって1年ちょっとの私が説明できることなんてないのですが…私なりに以下にとても簡単にまとめてみました。もう知ってるよって方は読み飛ばして下さい。
2016年ジャニーズJr.内でLove-tuneが結成されました。メンバーは安井謙太郎、真田佑馬、諸星翔希、森田美勇人、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央の7人です。(敬称略)現在の7ORDERの前身グループです。Jr.のグループの中でも人気を博したそうです。しかし2018年11月30日、メンバー全員の退所が発表されました。退所の原因を巡っては報道もされましたが、真実は分かりません。メンバー全員の退所後、7人で2019年5月22日7ORDERproject始動を発表しました。そして、2019年8,9月舞台『7ORDER』が上演されました。(※Wikipediaを参照しました)
この経歴に関して月並みな言葉しか出てこないのですが、すごいですよね。あの最大大手のジャニーズをグループ全員で辞めて全員で再結成って…。並々ならぬ覚悟を感じます。
おすすめポイント1
当時の7ORDERの思いが伝わる(私なりの舞台『7ORDER』のミカタ)
あらすじ2で薄々わかったかもしれませんが、舞台『7ORDER』は舞台ではなくドキュメンタリーとして鑑賞することをおすすめします。(あくまで私の見方であり正解ではないのですが…)現実の7ORDERと舞台の7ORDERを重ねて見て完成するのが舞台『7ORDER』だと思います。私はこの見方をしてしっくりきました。ひとつひとつのセリフに思いがある。当時応援し続けた、待っていたファンに7人が伝えたい思いが詰まってる。みんなが知ってる事実(ジャニーズ事務所を7人で辞めて再集結したこと)の経緯と詳細は本人達は言わないし、きっと言えないけれど、思いと今後の展望をこの舞台を通してファンに伝えてくれているだなと私は解釈しました。物語の設定と現実との齟齬は重要ではないのかもしれません。(強引ですかね…)そう考えると舞台の題名が7ORDERということも登場人物の名前が本名なことにも納得がいくのではと思いました。そう思って見てみるととても壮大で野心あふれるエンタメ作品だなと私は思うのです。
個人的には現実をエンタメとして消費するのが好きではありません。でもファン思いの7ORDERがあの当時表現した物語が現実をなぞるような作品にしたということに意味とメッセージがあるのではないかと思うのです。(※上演当時のことを知らないのであくまで私の解釈です。)
ぜひとも7ORDERを好きになった方には見て感じて欲しいファンへの思いが詰まった舞台だと思います。
おすすめポイント2
特典映像のビジュアルコメンタリーがとても面白い
特典映像のビジュアルコメンタリーでは舞台が制作された背景などには触れず、楽しそうにケンタロウクイズをする7人の姿に癒されます。多くは語らない7ORDERかっこいいです。是非とも見て欲しいです。とても楽しいです。おすすめする文章がとても短くなってしまって説得力ないのですが、とにかく楽しくて癒されます。私、このビジュアルコメンタリー大好きなんです。
おすすめポイント3 7人がかっこいい
とりあえず、7人がかっこいいです。歌って踊って演技して、バンドもしてます。盛りだくさんです。もちろん言わずもがな7人とも顔もかっこいいです。そして真田くんはギター弾いているし、森田くんは踊ってるし、モロはハートが強いし、萩ちゃんは綺麗だし、長妻くんは切ない演技が素敵だし、安井くんと阿部くんは喧嘩をしています。演技している姿ももちろんかっこいいのですが、さらにライブパートもかっこいいです。そうです。この舞台、後半はライブなんです。ファンの方の嬉しそうな表情もちょこっと見れるし、声(レスポンスの)も聞けます。ファンの人のオッオーオオ(BOW!!の掛け声)って声聞いて7人もファンの人達もまた会えて良かったねえええという気持ちに私なりました。ファンの人達とコールアンドレスポンスしている7人が生き生きとしていて良いです。
さいごに
おすすめというよりも、私の感想になってしまったのですが、以上が私なりの舞台『7ORDER』のミカタ(解釈とおすすめポイント)でした。この見方(解釈)は違うと思う!という方や逆に当たり前だよと思う方もいらっしゃるかもしれません。そのような場合は一個人(ファンになって1年ちょっとの)のただの感想だと思っていただけると幸いです。
最後にどうしても紹介したい言葉があります。舞台の後半ライブパートで萩ちゃんが言っていました。
『感謝の意味も込めてパフォーマンスで返しましょうか』
この言葉が大好きです。