ライブツアー『DUAL』5/7昼公演の感想

7ORDERライブツアー2023『DUAL』5/7昼公演

 

かっこよかった!!

これまで見てきたせぶんさんのライブで1番かっこよかったなと思いました。かっこよさが全員にじみでていたなと感じました。はじまってすぐにあれ?これまでと何かが違うなと思って。席の関係でステージが見えなくて、ほとんどモニターを見てたのですが、モニターに写し出される7人のかっこよさがとりあえずこれまでと全然違かった。

そのかっこよさっていうのが、顔はもちろんなのですが雰囲気?オーラ?っていうのかな。

例えるのが難しいのですが、紅白に出演していたSMAPについてTwitterで呟いている人がいて、その人が「ダンスも歌も上手くないのにかっこいいのが凄い」という趣旨のことを書いていて、上手い下手の評価はともかく、とてもそのかっこよさについて言っていることに納得がいったんです。その類のかっこよさを7ORDERにとても感じたんです今回のライブ。

もちろんファンなので、7人ともかっこいいと当然思っているのですが、これまでライブで見てもあ!本物だ〜。映像で見るのと一緒でかっこいいな!という気持ち止まりだったんです。でもモロをライブで見ると後ろ姿でさえかっこいい‼︎素敵‼︎とよく思っていて。前者と後者のかっこいいって違うと思うんですよ。言葉にするのが難しいのですが。なので、モロと他のメンバーとの違いってなんなんだろうとずっと不思議に思っていました。もちろん私の好み?もあると思うのですが、ライブのモロを見ると舞台で何年も前に観た佐藤隆太さんに重ねてしまうんです。好きな別の俳優さんの出演している舞台を見に行きました。その舞台で主演をされていたんです。初めて生で観てそのかっこよさに感動しました。テレビじゃ分からない、あのオーラ?華?かっこよさ?その後ファンになってはいないのですが、ファンじゃないからこそ分かる客観的に観た結果のかっこよさ。それをモロにも感じるんですよ。初めてライブで見たとき驚きましたもん。歩いてる後ろ姿だけでかっこいいって。今回のライブでは、いつもモロにしか思わなかったこのかっこよさが他のメンバーにも思ったんです。それが本人たちのスキルなのか演出なのか演奏なのか曲なのか衣装なのか、なんの影響なのか分からないのですが。

あと感じたのが、次々と大きなモニターに映し出されるメンバーがみんな柴田恭兵に見えたんです。もちろん例えなんですが。なんと言ったら良いのか。私子供の頃から柴田恭兵が好きなんですね。私の中で潜在的にかっこいい=柴田恭兵みたいな思いがあって。その思いと今回のせぶんさんがガチャンとはまったんだと思います。あと単純に黒い服+オールバック風な髪型のメンバーが多かったからかな笑

あと思ったのが、今回のライブ全体を通して大人の雰囲気というか色気?を全面に出していると思うのですが、その雰囲気がワイルドだったり異性へ向けた色気ではなく妖艶さだなと感じました。椎名林檎を歌番組で見た時と同じ気持ちになるなと思いました。媚びてない色気?というのでしょうか。今までのライブのせぶんさんでは極端な言い方をすると、この歌は色気を特に表現している曲‼︎これはかっこよさ‼︎これは可愛さ‼︎というのを見ていて感じていて、それはそれでギャップがあってそれを表現していたのかもしれませんが。でも今回はベースとして自然な妖艶さがずっとあってそこにかっこいいとか可愛いとか綺麗が足されていているなと感じました。その妖艶さがかっこいいと思った要因なのかもしれません。とにかくかっこよさがにじみでていました。かっこつけてないのにかっこいいみたいな。

私は歌や演奏やダンスの上手い下手は残念ながら分かりません。直感的にかっこいいかそうでないかでしかライブの感想を語れないんです。

なので、このこれまでよりもかっこいいと感じたのはなんでなんだろう。ファンだからってだけじゃないと思いました。

かっこよさってなんなんでしょうね。顔が綺麗とかスタイルが良いとか歌が上手いとかダンスが上手いとか演技が上手いだけで説明がつかない言葉ですよね。

そんなかっこよさの正体は何?を考えさせられるかっこよさが7人ともにじみ出ていたライブでした。

武蔵野の森も楽しみ!

推しの世界にもやっとする

 推しの世界にもやっとします。推しの世界はアイドル業界というか音楽業界というかざっくりエンタメ業界のこと(推しと呼ばれる人たちと推してる人たちとそこに関係している人たち)を指してます。ただ、もやっとしてるだけなので、誰かを非難したり否定したりしたい訳ではないのですが…。それにもやっとしてる気持ちをただ羅列してるだけの文章です。

 

 私は1年程前からあるグループのファンになりました。ファンクラブに入って、CDやDVDは予約して購入して、ライブにも行きました。こんなに熱心(私的には)に応援するのは初めてで、推しの世界に初めて出会いました。おおよそ1年間楽しい!という気持ちともやっとする気持ちがありました。浅い知識と浅い経験なのですが…新参者としてもやっとしたことを挙げてみます。

※私の好きなグループにもやっとしているのではなく、好きなグループを通してエンタメ業界全体にもやっとしていることを書いているつもりです。

 

もやっと①推し

 そもそも、推しっていつから言うようになったんですかね。推し=ファンという訳ではないようですもんね。推しは応援してる対象を指しているのに対して、ファンは応援している行為の主体を指してますもんね。私の推しは〇〇と私は〇〇のファンという文で比べると

私の解釈というか印象だと

推し→〇〇を応援してるという行為が中心にある(もちろん好きっていう大前提はあった上で)

ファン→〇〇が好きという気持ちが中心にある(その延長線上に応援するという行為がある)

というニュアンスの違いがあるかなと思います。

推しって言葉自体も、応援するって意味が大きいですし。どちらからというと推しって言葉の方が熱心に応援している印象を受けます。こんな印象もあってなかなか自分自身では推しという言葉を使うのに躊躇してしまいます。使いやすい言葉だなと思うのですが…。

 

もやっと②

推し活(推しは推せるときに推せ)

 メディアで推し活って取り上げてるのをみるようになりました。芸能人を熱心に応援することが世間に認められたという感じがします。私の体感だと、ちょっと前まではメディアや世間的に、芸能人だったりアニメの登場人物を熱心に応援している人はオタクと言われ変わった人という印象があったと思います。そう考えると時代は変わりましたね。好きなものを正直に好きって言える世の中になったのかなと思います。ここまでは腑に落ちるのですが、推しは推せる時に推せという風潮にもやっとします。たしかにそうなのですが。いつ芸能界を辞めちゃうかわからない、グループだったら解散、脱退は可能性としては0ではないし、もちろん応援する方にだって何かがあって応援出来なくなることがあると思います。だからと言って、私は不安や後悔を前提に楽しみを受け取りたくないなと思います。推しは推したいときに推そうはいかがでしょうか。

 

もやっと③

CDの複数形態、グッズのランダム売り

 同じものなんで何枚もいるの?って応援し始めて疑問でした。昔、よくオタクの人は同じものを3枚買う。1枚は観賞用、1枚は保存用、1枚は布教用。と言いましたよね。その時はなるほどなっと思いました。でもいま、ほとんどのCDが発売されると何で同じタイトルのCDにいくつも形態があるんですかね?複数買いを前提とした特典が付いてくるんですかね?まあ、売上のためっていうのが答えだと思うのですが。配信とかサブスクの台頭でCDを1人のファンが何枚も買わないと音楽業界は傾いてしまうのでしょうか。それとも、ランキングや記録のためなのでしょうか。それとも両方なのでしょうか。いつから私からみたら不誠実な売り方をするのが当たり前になってしまったのか。きっと買う方は、ランキングの上の方を目指すため応援したいし、形態は揃えたいし、抽選で特典がついてるなら確率をあげるためにたくさん買うけど、〇〇が好きって気持ちを悪く言うと利用されてるな…って感じないんですかね。私はCDは1枚で満足するタイプなので複数形態から1つ選んで購入しています。そんな私からするとそう感じてしまいます。あそこまでしないと保たないほど音楽業界は厳しいってことなんですかね…確かにCDショップなくなったら寂しいですもんね…。売る方も買う方もCD本体を本当に必要で欲しい枚数だけ売ったり買ったりできる世界になったらなと思ってしまいます。

 あとグッズのランダム売りにもやっとします。昔からビックリマンチョコとかガチャポンとかあるのでそういう売り方があるのは楽しみとして良いと思うのですが…。Twitterに溢れる譲と求にもやっとします。そんな、買う時に選べれば良いじゃん。譲るものまでお客さんに買わせるの…。買う方にもギャンブル的な楽しみもあるんだろうけども、限度があるし、グッズの一覧にランダム商品が並んでるともやっとします。今流行ってるんですかねガチャという文化が。ランダムグッズの開封動画とか見ると楽しそうですもんね。私も見ていて楽しい気持ちになります。推しがきたーって。

 

もやっと④数字

 再生回数、Twitterのトレンド、CDの売り上げランキング、数字を芸能人から求められると本人が見たりつぶやいたり買えばいいじゃん。と思ってしまうんです。私。特にCDとかを何枚も買って欲しいような発言があるともやっとします。私だったら、記録のために応援してる訳ではないなと。見たいから見るし、つぶやきたいからつぶやくし、欲しいから買うし。その延長線上でできることは自主的にしたいけど、それをもしも本人から求められる場合もやっとします。(特定の人をさしているのではなく、あくまで一般的な話です。)

 それに応援の仕方は千差万別で、マナーを守って応援してる本人が納得してるなら良いと思います。熱心なファンがいることは素敵だと思う。そういうひとたちのお陰で成立してることたくさんあります。私は数字はとにかく実状を表して欲しいなと思います。例えば1万人のファンが100回みて100万回再生される動画よりも100万人が1回みて100万回再生される動画であって欲しい。きっと多くの人がそれを目指している途中なのかもしれませんが。

 

 

 

 このもやっとすることも含んで全てを推しって耳障りの良い言葉でまとめて推しがいること、推してること=尊くて正義みたいな風潮になっているなと私は思うので、推しって言葉にもやっとするのかなと思います。エンターテイメントを提供する方も受け取る方も推しって言葉に甘えすぎてるな寄りかかりすぎてるなと感じます。それがダメと思ってはいませんがどこか引っかかってしまいます。多くのエンタメが目指しているのはたくさんの人に知られること(人気者になること)に対して、やっていることがコアなファン(推しの世界)向けになっている面が目立つからそう感じるのかもしれません。話は逸れますが、今の時代いわゆる絶対的スターがいないなと思っていたのですが、個人個人それぞれに推しがいるからなのかも知れないなとこのブログを書いていて思いました。

 

特に明確な答えはないのですが、以上が私の推しの世界にもやっとする気持ちでした。

平和と幸せと現実と7ORDER ー『Date with.......』2/26夜公演の感想ー

 夢の中へ、非日常に連れて行ってくれるのがエンターテイメントだと思っていました。私にとって7ORDERは日々の大小様々な嫌なことや不安から目を逸らさせてくれ、楽しく生きる一筋の光でした。仕事や生きていく中でつらいことがあったあの時を、乗り越えられたのは7ORDERがいたからでした。書いていて大げさだなと思うのですが、あの時私の支えだったのは家族でも同僚でも自分自身でもなく7ORDERを見ていて楽しいっ好きだなっという気持ちでした。こんなに芸能人にはまったことがなかったので、誰かのファンになるってこういうことなんだなと実感していました。

 

ライブツアー『Date with.......』2/26 夜公演。安井くんが『夢想人』の前に私たちに伝えたことが胸にささりました。「エンターテイメントを楽しむ余裕があることが嬉しい」(※記憶を頼りに書いてるので多少ニュアンスが違うかもしれません。)

この公演の数日前、ロシアがウクライナに侵攻したと報道されました。私が生きてる時代に戦争が始まってしまった。実感なんてありませんでした。でも漠然とした不安、とそんなひどいことにはならないだろうという楽観が心の中で同居していました。世界平和を願うことしか私にはできませんでした。

 

 この日も私はエンターテイメントは非日常だ。夢中になれて楽しいと思っていました。そんな時、安井くんの言葉に現実を突きつきられました。「これから怖いこと」(※記憶を頼りに書いてるので多少ニュアンスが違うかもしれません。)と。直接的には言わないけれど戦争のことを言っているんだと思いました。せっかく楽しみにきたのになんでこんな現実的なことを安井くんは言うのだろうと心がざわっとしました。それに「エンタメを楽しむ余裕があることが嬉しい」(※記憶を頼りに書いてるので多少ニュアンスが違うかもしれません。)と安井くんは伝えてくれました。その通りだな、この会場に来ている人はきっとみんなたとえ日々辛いことがあったとしてもエンターテイメントを楽しむ余裕が心にも置かれている状況にある人たちなんだなと思いました。今戦争に巻き込まれてしまっている人たちはライブをやろう、観に行こうという気持ちになれる状況ではないと。会場を覆いつくすこのペンライトの光ひとつひとつは平和の幸せの象徴だと感じました。私って幸せなんだと思いました。

それと同時にライブも現実なんだと思いました。ライブ中、夢の中のような非日常の中にいるような気に勝手になっていましたが、ライブも現実で日常で、7ORDERは夢だけをみせてくれるわけではないんだねという気持ちが『夢想人』を聞きながら頭の中をぐるぐるしていました。会場のペンライトの光はただのきれいな光ではなく、それを持ってるファン一人一人に人生があって思いがあって、7ORDER一人一人にも人生があって思いがあって、私たちから見えたり見えなかったりするスタッフの方々一人一人にも人生と思いがあって、それぞれの現実がここにあるなと感じました。

 

 私は芸能人(アイドルだったり、アーティストだったり、俳優さんだったり)に対して住む世界が違う人と感じていました。さらに素敵だな憧れるなと感じる芸能人に対しては夢をみせてくれる人という認識でした。憧れの芸能人には非現実な世界で夢をみせて欲しいと感じていました。

 

 しかし、ライブでの安井くんや阿部くんの平和への思い、安井くんの「心も身体も元気でまた会いましょう」という言葉、7人が本当に演奏して歌って踊っている姿、ステージ上でスタッフの方へ感謝を伝える姿に非日常で非現実な世界で夢(幻想)をみせてくれる人達と夢(幻想)をみたい人という関係ではなく、現実で人間と人間の関係で私はいたいなと感じました。人間同士なのは当たり前なのですが…心の距離も物理的な距離も遠いけれど、エンターテイメントを届けてくれる側と受け取って応援する側が安井くんのようにファンの健康を気遣うような現実の人間同士であったら嬉しいなと思いました。人って意外と人間を人間と認識していない時があるかなと思います。芸能人とファンという物理的に遠い関係だけではなく、生活していて身近な関係である例えば上司と部下、お客さんと店員さん、先生と生徒。人間同士ではなく役割として認識してしまう時があるというか。相手が生きてることや心や感情があることを忘れてしまうというか。そういう意味で7ORDERを応援するとき、現実の世界で人間同士の関係でいれたら良いなと思いました。

 

 別世界の非現実のエンターテイメントというよりも現実と地続きのエンターテイメントとして認識していけたらなとこの公演を通して私は思いました。

 

7ORDERを応援する前から、芸能界のファンとエンタメを提供する人達の関係性にもやっとしていました。ファンは再生数ではないし売上数でもないし会場を埋める集合体でも演出の一部でもない。それと同時にエンタメを提供する側は数字のために接触イベントをしたり、誰かが望むような外見になったり、誰かが言って欲しい言葉を言う操り人形でも誰かの崇拝対象の偶像でもない。お互い感情のある人間だと思います。お互いが人間らしくいられる関係が幸せなエンターテイメントにつながるのかなと思います。

 

 ライブに行ってこんなぐるぐる考えることになるなんて思いませんでした。深読みしすぎかな、見当違いかなとも思うのですが、このブログを書いて頭の中が整理されて、ライブで感じた楽しかったー!!ってだけではすまなかった思いを言葉にできて良かったです。

 

 改めて、make happy orderを掲げる彼らの誠実さを感じたライブでした。誠実さには誠実さで返していけたらなと思います。

舞台『7ORDER』のミカタ(私なりの解釈とおすすめポイント)

はじめに

 舞台『7ORDER』(円盤)をまだ見ていない方へ向けてのおすすめポイントを僭越ながらご紹介したい!そう思いこのブログを書いています。そんなことを言っていますが、私は好きになって1年ちょっとの新参者のひよっこです。7ORDERを好きになって映像作品を集めたい‼︎舞台『7ORDER』買おうか迷ってる方への一助になれば嬉しいです。(※物語の核心的なネタバレはしていないつもりですが、多少のネタバレはありますのでご注意下さい)

 

もしも購入を迷っているなら…

おすすめします!少なくとも私は買って良かったです。

おすすめポイントは3つです。

  1. 当時の7ORDERの思いが伝わる
  2. 特典映像のビジュアルコメンタリーがとても面白い
  3. 7人がかっこいい

詳しくはあらすじのあとご説明します。

その前に大きな声では言えないのですが、おすすめしないポイントもあるので念のためお伝えします。(超個人的な感想です)

  1. 舞台作品単体としてすごく面白い‼︎とは言えず…普通に面白い(設定について考えば考えるほど?なことが出てきてしまう)
  2. 展開が早すぎて登場人物に感情移入がしづらい

純粋に話が面白い舞台が見たいんだ!という方には残念ながらあまりおすすめできません。

なのにおすすめするの?とここまで読んで下さった方は思うかもしれません。

そう!この舞台の1番の良さは物語の面白さではないからです。1番の良さは7ORDERの思いが伝わることです‼︎どういうこと?と思うと思いますが、とりあえず、舞台『7ORDER』のあらすじをご紹介します。

 

あらすじ1

これを見ていただければ十分かと思います。お話自体は分かりやすく見やすい舞台です。

私なりにあらすじをまとめてみましたのでご興味ある方は読んで下さい。

人間がA〜Zにランク付けされた世界で、最低ランクZの7人の若者が7ORDERを結成しそんな世の中に対し革命を起こそうとする物語です。7人の若者がケンタロウ、ユウマ、ショウキ、ミュート、ケイゴ、アラン、レオです。(舞台での7人の役名は本名です。)ランク付けられた世界ではZの人間はエンタメを禁じられ、他のランクからは見下されてしまっています。それぞれが現状(Zランクであること)への苦悩、エンタメへの渇望、将来の展望を叫びます。はたして、7人の革命は成功するのか、その鍵は誰が握っているのかーーーーー

7人の熱い演技が際立つ物語です。

 

あらすじ2

 もう一つ最も重要なあらすじがあります。それは7ORDERのリアルな物語(経歴)です。詳細は「Love-tune はてなブログ」などで検索してもらえたら、ファンの方のブログが色々ヒットします。舞台『7ORDER』を見る前にはぜひともファンの方の当時(ジャニーズ所属Love-tune時代〜退所〜再結成)のブログを読んで頂けたらと思います。

ファンになって1年ちょっとの私が説明できることなんてないのですが…私なりに以下にとても簡単にまとめてみました。もう知ってるよって方は読み飛ばして下さい。

2016年ジャニーズJr.内でLove-tuneが結成されました。メンバーは安井謙太郎、真田佑馬、諸星翔希、森田美勇人、萩谷慧悟阿部顕嵐長妻怜央の7人です。(敬称略)現在の7ORDERの前身グループです。Jr.のグループの中でも人気を博したそうです。しかし2018年11月30日、メンバー全員の退所が発表されました。退所の原因を巡っては報道もされましたが、真実は分かりません。メンバー全員の退所後、7人で2019年5月22日7ORDERproject始動を発表しました。そして、2019年8,9月舞台『7ORDER』が上演されました。(※Wikipediaを参照しました)

この経歴に関して月並みな言葉しか出てこないのですが、すごいですよね。あの最大大手のジャニーズをグループ全員で辞めて全員で再結成って…。並々ならぬ覚悟を感じます。

 

おすすめポイント1

当時の7ORDERの思いが伝わる(私なりの舞台『7ORDER』のミカタ)

 あらすじ2で薄々わかったかもしれませんが、舞台『7ORDER』は舞台ではなくドキュメンタリーとして鑑賞することをおすすめします。(あくまで私の見方であり正解ではないのですが…)現実の7ORDERと舞台の7ORDERを重ねて見て完成するのが舞台『7ORDER』だと思います。私はこの見方をしてしっくりきました。ひとつひとつのセリフに思いがある。当時応援し続けた、待っていたファンに7人が伝えたい思いが詰まってる。みんなが知ってる事実(ジャニーズ事務所を7人で辞めて再集結したこと)の経緯と詳細は本人達は言わないし、きっと言えないけれど、思いと今後の展望をこの舞台を通してファンに伝えてくれているだなと私は解釈しました。物語の設定と現実との齟齬は重要ではないのかもしれません。(強引ですかね…)そう考えると舞台の題名が7ORDERということも登場人物の名前が本名なことにも納得がいくのではと思いました。そう思って見てみるととても壮大で野心あふれるエンタメ作品だなと私は思うのです。

個人的には現実をエンタメとして消費するのが好きではありません。でもファン思いの7ORDERがあの当時表現した物語が現実をなぞるような作品にしたということに意味とメッセージがあるのではないかと思うのです。(※上演当時のことを知らないのであくまで私の解釈です。)

ぜひとも7ORDERを好きになった方には見て感じて欲しいファンへの思いが詰まった舞台だと思います。

 

おすすめポイント2

特典映像のビジュアルコメンタリーがとても面白い

 特典映像のビジュアルコメンタリーでは舞台が制作された背景などには触れず、楽しそうにケンタロウクイズをする7人の姿に癒されます。多くは語らない7ORDERかっこいいです。是非とも見て欲しいです。とても楽しいです。おすすめする文章がとても短くなってしまって説得力ないのですが、とにかく楽しくて癒されます。私、このビジュアルコメンタリー大好きなんです。

 

おすすめポイント3 7人がかっこいい

 とりあえず、7人がかっこいいです。歌って踊って演技して、バンドもしてます。盛りだくさんです。もちろん言わずもがな7人とも顔もかっこいいです。そして真田くんはギター弾いているし、森田くんは踊ってるし、モロはハートが強いし、萩ちゃんは綺麗だし、長妻くんは切ない演技が素敵だし、安井くんと阿部くんは喧嘩をしています。演技している姿ももちろんかっこいいのですが、さらにライブパートもかっこいいです。そうです。この舞台、後半はライブなんです。ファンの方の嬉しそうな表情もちょこっと見れるし、声(レスポンスの)も聞けます。ファンの人のオッオーオオ(BOW!!の掛け声)って声聞いて7人もファンの人達もまた会えて良かったねえええという気持ちに私なりました。ファンの人達とコールアンドレスポンスしている7人が生き生きとしていて良いです。

 

さいごに

 おすすめというよりも、私の感想になってしまったのですが、以上が私なりの舞台『7ORDER』のミカタ(解釈とおすすめポイント)でした。この見方(解釈)は違うと思う!という方や逆に当たり前だよと思う方もいらっしゃるかもしれません。そのような場合は一個人(ファンになって1年ちょっとの)のただの感想だと思っていただけると幸いです。

 

最後にどうしても紹介したい言葉があります。舞台の後半ライブパートで萩ちゃんが言っていました。

『感謝の意味も込めてパフォーマンスで返しましょうか』

この言葉が大好きです。

国民的アイドルのお茶の間ファンが7ORDERのファンになった1年とちょっと

▪︎はじめに①(7ORDERに出会う前の私)

 私は学生時代、テレビで嵐のバラエティを見て、嵐かっこいいー!、スマスマを見てSMAPかっこいい!好き!、鉄腕 DASHを見てTOKIO面白い!かっこいい!となっている国民的アイドル好きのお茶の間ファンでした。好きだけど、CDは買わないしライブには行かないしファンクラブにも入っていませんでした。テレビで見れれば満足で十分楽しかったです。

ジャニーズ以外でもライブに行ったことはなく、好きな俳優さんの舞台を年に数回は行くといった感じで、恥ずかしながらあまりお金を使わずにエンタメを楽しんできた人生でした。

 

▪︎はじめに②(私の7ORDER前知識)

 そんな私はジャニーズjrでなぜかSixTONESSnowManとTravisJapanの名前だけは聞いたことがありました。テレビとかによく出てたんですかね。

でもLove-tuneは名前も知らず、7人の中では唯一真田くんだけ存在を知っていて、正直いいともに出てるSMAPのバーターの赤い子という印象しか記憶にありません。ただ、全員退所のネット記事を読んだことはあり、SMAP好きとしては何で全員で退所できたの?!という印象をもっていました。

 

▪︎7ORDERとの出会い

2020年10月。私は嵐のバラエティを見なくなり(スキャンダルに堪えられなくなり…)、SMAPは5人揃った姿をテレビで見れなくなり、TOKIOも5人の姿を見れなくなり、気がついたら毎週楽しみにしているテレビのバラエティ番組が1つもありませんでした。SMAPTOKIOがいない音楽番組も見なくなりました。

そしてテレビのかわりにYouTubeを見るようになり、@小豆ちゃんの踊ってみたを見るのにはまっていた時、おすすめにこの動画が出てきたんです。

なんだこの楽しい動画は!

誰なんだろ?YouTuberじゃなさそうだなと思ってよくよくコメント欄を読んで、あーあのジャニーズを辞めた子達か!と分かって、気がついたらこの動画を何度も何度も繰り返し見ていました。(改めて見返したのですが、やっぱり楽しくて良い動画ですね。笑顔で踊ってるの良い!こりゃ、何回も見ることになりますね)

見ていくうちに真ん中のピンクの人の踊り方可愛い!赤い人いいともに出ていた人か!紫の人クールそうなのにすごい笑顔なの素敵!黄色い人だけ何でジーパンじゃないの?オレンジの人脚力すごいな!緑色の人、中に着てる白シャツが出たり引っ込んだりしてる!青い人顔小さいな!トレーナーのサイズ小さくない?と見れば見るほど気になってしょうがなくなりました。

他の動画も見てみるかと思ったのですが、この子達、なんか絶対チャラそうだぞ。はまってはいけない、好きになってはいけない気がすると感じたのですが、他にも動画あるじゃん!と再生ボタンを次々と軽い気持ちで押していってしまい

  • 香水→みんな歌うまいな、面白いな
  • ドライブ→面白いな、長妻くんって人やばい人だな
  • BBQ→面白いな、料理キャラもいるんだ
  • 自己紹介→同い年の人いるんだ、面白いな
  • ナガツお誕生日→家、写って大丈夫?
  • 萩ちゃんリモートドッキリ→面白いな!!隠れてシュークリーム食べるの面白い!!声を出して笑っちゃった!!!!!萩ちゃんって人かっこいい!!真面目なのに天然って!!

そして気がついたら全員の名前を覚えていました。この次々に新しい動画見ていって名前と顔と性格が自分の中で一致していくのすごい楽しいですよね。

このまま、今まで好きになった国民的アイドルの時と同じようにお茶の間で応援し続けよう。と思ったけれど、この人たちテレビ出てないじゃん。と、いやーさすがに舞台とか行くまで好きにはならないよなーきっとと思っていました。まあライブにはいつか(そのころもコロナがあったため、来年の夏とかにやるのかなーと、勝手に想像していました)行ってみたいなー、まあそれまでには飽きてるから行くことはないんだろうなーと思っていました。

 

▪︎はじめまして7ORDER

2020年10月31日。そう思っていた矢先…ライブツアー決定。嬉しかったけれど驚きました。

とりあえず、温泉旅行の動画のためファンクラブに加入。そしてそのままの勢いでライブ申し込み。無事にチケットが当たりました。席を確認したらアリーナの前方…。初心者の私にはハードルが高かったです。

ライブ当日は正直、居心地は良くありませんでした。当たり前ですよね。たくさんの様々な思いが詰まった武道館ライブ、一方私は好きになって3ヶ月の初心者、しかも1人で参加。ライブが始まって気がついたことなんですが、そもそも私、音楽に合わせて身体を動かしたことが人生でありませんでした。ライブが始まって立ち上がったはいいがどうすれば良いかわからず自分でもびっくり困惑…。とりあえず前のファンの子の真似をしてスティックバルーンを叩いて揺れてました。ありがとうファンの方!スティックバルーン!

見てるだけで精一杯で記憶があまりないのですが、モロがYouTubeで見る何億倍もかっこよかったです。もちろんYouTubeでもとてもかっこよかったのですが、ライブのモロはステージを歩いている後ろ姿さえかっこよくて驚きました。居心地が良くなかったと書いたのですが、ライブが終わって家に帰って鏡を見たら笑顔の私が映っていました。緊張したけど楽しんでたんだなとその時思いました。

 

▪︎安井くん、お誕生日おめでとう

2021年初夏。さすがに安井くんのお誕生日のファンクラブイベントには参加しなくてもいいかな私なんかよりも好きな人が行った方がいいよと遠慮して申し込みをしませんでした。でも、ライブが当たらなさすぎて行かせて!と2次で申し込み。奇跡的に当たりました。

ライブパート、とても楽しかったです。2階席の最後列だったので、後ろの人を気にせずに手を挙げたりできてリラックスして参加でき楽しかったです。音楽に合わせて手を振ったり手拍子するのって楽しい!!!って初めて心の底から思いました。見ているというより私も参加している気持ちになりました。当たり前ですがLiveって言葉ぴったりですね。こんなに楽しいから、世間の人はライブとかコンサートとかフェスとかに行くんだなと知らない世界を知れました。ライブ映像や音楽番組では、分からない楽しみがあるんですね。知ることができて良かった。

夏のツアーは結局当たらず、リセールを狙うがどう頑張っても取れない。Twitterでみかける何回も行ける人はどうやってるのかな、何で同じライブを何回も見たいのだろうと不思議に思っていました。

 

▪︎冬のツアー3回もいくの?

2021年冬。冬のツアーのチケット取れました。申し込んだ分が全部当たり3回も行けることになりました。自分で申し込んでいたにも関わらず私、同じライブ3回もいくの?えっ?という気持ちでした。

初日の立川に参加しました。楽しかったです。萩ちゃんのドラムがかっこよかったです。新曲もたくさん披露されてワクワクでした。終わったあと、もう1回見に行きたいという感情が湧きました。あと2回見に行けるの決まってるのに。仙台とか大阪に行けばいいのかな。チケットまだ取れるみたいだし…いや、2月に行けるんだから!チケットだって安くないんだから!そもそも仕事あるじゃん。と思いとどまりました。何回も行く人はこういう気持ちなのかな?とちょっと分かった気がしました。

 

▪︎好きになって

 こんなに(私のなかで1番)熱心に応援していることが新鮮です。まさにこのブログを書いていることも新鮮です。今までも好きな芸能人やグループはいたけれどこんなにお金と時間と気持ちを使ったのが初めてです。好きな芸能人に夢中になっていると日常生活の辛いことも乗り越えられるんだなと実感しています。時々むなしくなるけれど、辛い時助けになってくれて、楽しいエンタメを届けてくれてありがとうという気持ちです。

何でこんなにはまっているのか考えたくてこのブログを書き始めました。私は萩ちゃん寄りのいわゆる箱推しです。7人ひとりひとり全員が好きというよりも7ORDERっていうグループが好きです。こんなにはまっているのは7ORDERという存在がグループが好きだからなのかなと思ってます。もしかして1人でもメンバーが違っていたり、いなかったら好きになっていなかったな。ライブでペンライトの色は緑だけど7ORDERじゃない萩ちゃんは応援してなかったなと。きっとこれからもそうなんだと思います。

 

▪︎いつか

 7人には日本中に笑顔と元気と希望とhappyを届けてくれるみんなに愛される国民的グループになって欲しいなと個人的に思っています。私が今までお茶の間ファンになった国民的グループと同じ素質があるから私は7ORDERにはまったんじゃないかなと勝手に思ってます。(私に見る目があるというわけではなく)

いつかテレビの前で楽しめる7ORDERのお茶の間ファンになれたら嬉しいです。今みたいにライブに行ったりするのももちろん楽しいのですが。

 

▪︎さいごに

 安井くんのインスタのストーリーで好きな言葉があります。

『とりあえず自分のペースで楽しもう!!』

これからも1日でも長く、私も、これを読んでくれたあなたも、7ORDERを自分のペースで楽しんでいられますように。